この度の台風と北海道の地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
ヨガシャンティ和歌山の弥生先生も、今回長い停電と断水を経験されました。
皆さまが早く平安な生活に戻られるよう、心よりお祈り申し上げます。
これは、ヨガシャンティ和歌山さんのために描いたデザインです。
「シャンティ」とは「心の平安」という意味のサンスクリット語で、菩提樹やジャスミンに囲まれた静かな秘密の場所で、愛する猫ちゃんたちとヨガのポーズを楽しむ女性で表現しています。
弥生さんとはじめて会ったのは６年前、京都の瞑想センターでした。
暑い九月の京都、人里離れ豊かな自然に包まれた山の中で、１０日の間、瞑想を続けました。
５０人ほどの参加者が広いホールで同じ方向を向いて足を組み、先生から瞑想を習い、訓練を続けます。
１回１時間ぐらいの瞑想の時間が、夜明け前から夜遅くまで、一日に５〜６回あったと思います。
１０日の間、参加者同士は口をきかず目も合わせずに生活します。沈黙の行です。
冬の瞑想も経験したことがあったのですが、厳しい寒さの冬よりも暑い夏の方が集中力を保つのが難しく、時が長く感じました。
ホールの最前列に足を組み、ぴくりとも動かずに瞑想を続ける弥生さんを、私は暑さにくじけそうになりながら、後から尊敬の念で眺めていました。
自然の中でだまって生活していると、感覚が研ぎ澄まされ、虫の声や風のかおり、空の色などに敏感になっていきます。
ぶ厚い蝉の声につつまれて汗にまみれてじっと瞑想をしていると、あるとき突然バラバラと大きな音を立てて大粒の夕立が降ってきました。
ホールの窓は閉まり、軽くエアコンがついていたと思いますが、私はその恵みの雨の音を、冷たいシャワーでもあびるように全身で味わったのを覚えています。
瞑想の時間がおわるとみないっせいに外に出て、雨上がりの霧が煙るほどみずみずしい緑の中へばらばらと出て、のびをしたりお茶を飲んだりしていましたが、その時、頭上の空に綺麗な虹が出ているのを見つけました。
１０日の間は参加者同士はジェスチャーなどでもコミュニケーションを取ることが禁止されていたので、すぐそばにいるのに、虹に気づいている人達と、気づかない人たちがいたのが面白かったです。
１０日の瞑想は、ヴィパッサナーという仏陀が悟りを開かれたといわれる瞑想法です。
過去の記憶やトラウマ、ストレスなどの浄化が目的で、終わった後は頭がスッキリし、何もかもがきらきらとクリアーに見え、体調も良くなり、仕事の効率や人間関係なども自然と改善されていきます。
１０日が終了すると、一日だけおしゃべりをしていい日があり、みな堰を切ったようなおしゃべりタイム。
関西弁の気さくな弥生さんともはじめてお話しし、私が東京からきたデザイナーでホームページも作れるという話をしたら、すぐにたのみたい！といってくれたんです。
弥生さんとはその時は少ししか話せませんでしたが、その後、連絡を取り合い、ロゴとキャラクター、ホームページやチラシ、エコバッグなど、色々作らせて頂きました。
そのころ和歌山でホームページのあるヨガインストラクターはいなかったので、公開以来たくさんの生徒さんの集まるスタジオになりました。
そして５年後の昨年末、お互いに成長したのでそろそろホームページを作りなおそうという話になり、打合せのために、腰の重い私が久しぶりの関西旅行、はじめて和歌山を訪れました。
大きくてワイルドな猫が５匹もいる弥生さんの広い部屋に泊めてもらい、二泊三日の短いあいだに熊野古道と高野山を詣でました。
弥生先生のヨガレッスンを取材し、シンギングボウルセラピーを受け、温泉に入り、打合せをするという、充実した素晴らしい旅になりました。
そのお陰で私は彼女のことをもっと知ることができ、新しいホームページの『ヨーガ療法士 神谷弥生のヨガシャンティ和歌山』というタイトルも浮かびました。
今年、彼女は埼玉と仙台で開かれたヨーガ療法学会の大きなイベントで通訳を務め、活躍されました。
今後はヨガだけでなく、ヨガ関連の通訳としても活躍されていくのではないでしょうか。
ヨガ関係の通訳を探している方は、ぜひ声をかけてみてください。
海外経験も豊富で人並み外れた行動力とガッツのある、努力家の弥生先生、これからも益々のご活躍を心より応援しています！
ヨガシャンティ和歌山のホームページはこちらです。
| なつこ工務店は、全国の小さなお店やお教室、会社、商品、サービスの、ロゴやキャラクター、ホームページ、名刺、フライヤー等を制作しています。
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